高麗茶碗の種類
こんにちは。あかり古美術のスタッフブログです。高麗茶碗には様々は種類があります。今日はそのいつくかをご紹介します。
- 伊羅保(いらぼ)
高麗茶碗の一種。器の表面が「いらいらいぼいぼ」しているところが名前の由来。砂交じりで鉄分の多い胎土のために生じた荒れた土味を、茶人は詫びとして愛玩したそうです。
- 片身替(かたみがわり)
窯変の一種で、やきものを焼成するときに器の火表と火裏で炎の状態が異なったため、焼き上がりの釉色が前後で異なった状態になったもの。
- 井戸茶碗(いどちゃわん)
高麗茶碗の一種。大井戸(名物手)。青井戸、古(小)井戸に分類され、井戸に準する一連の高麗茶碗の中で最も重きをなし、茶席で最も賞玩されたそうです
- 雲鶴(うんかく)
高麗茶碗の一種。飛雲と舞鶴の象嵌のある青磁の茶碗で筒形が多い。高麗末期の古作のものを古雲鶴というそうです。
- 雨漏(あまもり)
高麗茶碗の堅手のうち、雨漏りが染み出たような文様のあるものをいいます。白い釉色に茶色や紫色のシミが広がっていく景色を茶人は時代寂として愛でたそうです。
- 梅花皮(かいらぎ)
茶碗の高台付近をへらで粗削り部分の土にかかった釉薬が縮れて固まった状態をいいます。井戸茶碗などの見どころの一つになっています。
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