真庭郡勝山町の高田硯(たかたすずり)

投稿者: | 2018年3月21日

みなさまこんにちは。あかり古美術です。

岡山県の指定郷土伝統工芸品に「高田硯(たかたすずり)」という硯があるのはご存知でしょうか。

高田硯は昭和57年に指定郷土伝統工芸品に指定されました。

勝山町産出の黒色粘板岩を使用しています。彫刻はのみを使用、研磨はと石等を使い全て手作業で仕上げます。最後に黒漆で仕上げをします。原石の形を残しつつ手作業で彫るため、同じかたちの硯は存在しません。

歴史は古く、室町時代の文献には高田硯があらわれたといわれています。

高田硯が文献にあらわれるのは室町時代のことであり、高田城の重臣・牧兵庫助が、豊後の大友宗鱗に高田硯を送ったと「牧文書」に記されている。
現存する最も古い高田硯は、江戸時代初期の寛永20年、作州高田住村上氏の銘のあるものだが、この頃盛んに製作されていたらしく、寺の過去帳にも硯屋何々とよく出てくる。江戸時代中期の明和元年(1764年)、三浦氏が高田城主となったが、初代の三浦明次公は名筆家の誉れが高く、入部以来、原石を藩有として乱堀を防ぎ保護した。また、代々藩主交代のときに高田硯を将軍家へ献上するのを例とした。

引用元 岡山県HP

高田硯が気になる方

高田硯は中島硯店で購入することができます。
中島硯店は高田硯を製造から販売まで行っています。事前に予約すると工場見学もできるそうです。春休みの研究にいかがでしょうか。

中島硯店 〒717-0013 岡山県真庭市勝山289 TEL0867-44-2045 営業時間AM9:00~PM6:00(不定休)

詳しくは こちらをご覧ください。中島硯店HP

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